守山さくら内科クリニックの分院として徒歩15分くらいのところに夫が開業することになりました。
夫は大学時代からの同級生で知り合ってもう35年以上になります。
JCHO滋賀病院で30年近く呼吸器科医として勤務し続けて来ました。
のろけるつもりはありませんが😀、彼は本当に穏やかな人です。
息子への愛情を見ていても、これほどまでに子供を大切にできる人がいるんだろうか・・と思えるほどでした。
私がフルタイムで仕事をし続けましたので、夫は息子にとって母であり父であり、、
二つの役割を果たしてくれていました。
息子が小さい頃は、当直明けのきっとクタクタの状態にも関わらず息子を早めに保育園までお迎えに行き、琵琶湖博物館に連れて行ったり、ロクハのプールに数え切れないほど連れて行ってくれたり、、、。
息子が中学受験をする時は私が彼の半ば家庭教師役をしなければいけなかったため
息子のお弁当や食事面を全部してくれていました。
とにかく誰にでも穏やかな性格の夫です。
彼が病院勤務が最後の日、私が家に帰ると
びっくりするくらいの花束が家にありました。
そして職員の皆様からいただいたメッセージがぎっしり詰まった色紙が。
私はこれほどの花束をいただいてきた夫を改めて尊敬する気持ちでいっぱいになりました。
30年間、夜間の呼び出しはしょっちゅうで(それは仕事柄仕方がないことですが)
どこへ外出していても電話がかかってくると、「今から病院に行ってくるわ」
土・日のほとんどは呼び出しで家にいられないこともたくさんありました。
でもそんな時に彼は文句を言うことなく、でも疲れている時はほんの少しだけ
ため息をつきながら、淡々と家を出て行きます。「行ってきます」と。
色紙には「いつも穏やかに優しくいてくれた先生を・・」と言う言葉で溢れていました。
本当に長い間の病院勤務、お疲れ様でした。
JCHO滋賀病院のスタッフの方々から温かいメッセージと素敵な花束といただけて
夫は幸せな勤務生活を送れていたんだと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
同級生と言うこともあって照れくさくて、そんな言葉を言えない私ですが
今日は
「これほどまでの花束をもらって来る先生を私は見たことないわー。パパってやっぱり皆から本当に信頼されていたんやね」と。
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