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執筆者の写真尾柳知佐子

新型コロナが5類になって

5月から新型コロナの扱いが5類になりました。

クリニックでの発熱の患者様への対応は変わりません。

やはりまだまだよくわからない感染症であるため、互いにうつしあうことはできるだけ避けていきたいと考えています。


感染者数についてですが、

定点把握と言いまして、特定の病院や診療所での感染者数を1週ごとに発表するもので

おそらくほとんどの方は感染者が増えているのかどうかあまりわからない状態でお暮らしだと思います。

実際に私達が生きていくためには、「安全に」はもちろんですが経済的にも活動しなくてはいけません。

そのためには5類への移行、生活をできる限り以前の状態に戻すということは必須でしょう。

ただ一人一人が今しばらくはコロナ感染の記憶を無くさずに、少し周りへのアンテナをたて

敢えて感染しにいくという行為は避ける・・・つまり感染防御は適宜行うことは大切だと思っています。


わたくし個人で言いますと、クリニックではもちろんですが

人と会話する時にはやはりマスク装着はしています。

いつまでか?と言われると、とりあえずコロナ感染の全貌がある程度わかり

後遺障害のことについてもある程度把握でき

その対処方法が今よりは確立されたものとなるまでは・・・と考えています。


患者様にお伝えしているのは、周りで咳などをしている人がいたらマスクをしたり

そこから少し離れたりしてちょっとした注意だけをお願いしています。

それでも感染したら、、それは本当にしょうがないことだと思います。

生きていくためには色々なものにさらされますから、新型コロナだけではなく危険なものは世の中にたくさんありますから。


最近は明らかにコロナの方は増えています。

今の所まだ軽症患者様のみです。

ご高齢の方についても今の所風邪症状程度の方がほとんどです。

ただワクチン未接種の方や随分前に接種を終えておられるような方(特に若い年代の方)は一応軽症のくくりですが非常に高い熱が続いたり、咽頭痛がひどすぎて飲水すらできないという方がおられたりします。

インフルエンザと同等とはまだ言えない顔を持ったウイルスだと実感します。

又後遺障害についてのご相談も増えてきました。

頭がぼーっとする、座ったり立ったりの姿勢維持ができない、めまいがする、息苦しいなどそれが長期に渡り続く人も少数ですがいらっしゃいます。


上手に今を生きるためには

新型コロナの存在を無視するのではなく、とは言え恐れすぎず、存在をある程度意識しながら日々の生活を送ること、、ではないかな?と

考えています。




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